選手の実力を引き出す「やすむ力」

「まわりに気を配るの得意ですか?」

名古屋から福井に向かう途中、
時間が空いたので
マッサージ屋さんに。

そこで、
セラピストの方にこう言われました。

「ご自身ではリラックスされている
 おつもりだと思いますが、
 常に次の予測をし、
 人の行動を先回りしたり、
 おじいちゃんやおばあちゃんが
 いたらほっとけないですよね?」

「そ、その通りですが、
 なんでわかるんですか?」

「ぼく、多くの人の体に触れさせて
 頂いたのでわかるんですよー」

僕自身、
人見知りで、緊張する方。

なので、
できるだけリラックスすることを
常に意識していたつもりでしたが、
体は無意識に緊張していたようなんです。

頭ではリラックスしよう、と思っていても
体はそうではなかったんですよね。

スポーツ選手が
最もパフォーマンスを発揮出来る状態って
どんな時かご存知ですか?

それは、
緊張とリラックスの間。
緊張してガチガチの状態では、
いいプレーは出来ませんし、

リラックスしすぎて
今にも寝てしまいそうな状態では、
こちらもいいプレーは望めません。

そう考えてみると、
僕らの日常生活においても、
1日を充実させたり、
高いパフォーマンスを発揮するためには、
休むことやリラックスする時間が
とても大切です。

子供たち選手に
「目標や夢を叶えるためにできる
 小さな一歩は何?」

と問いかけると
多くの選手が練習や勉強のことを
書いてくれます。

「1日15分リフティングをする」

「スペインのチームに入りたいから
 毎日5個、単語を覚える」

「体力をつけるために、
 朝30分走る」

どれも素敵な行動目標です。

けれど、
それと同時に、
食事や睡眠、
そして練習や勉強をせず、
ゆっくりと休む時間も
大切にして欲しいんですよね。

食べるものが
僕らの体を作ってくれますし、
1日の1/3は
睡眠時間です。

何を食べ、
どうやって休み、
どのように寝るかも、
将来の目標を達成するためには
欠かせない要素です。



1試合の間ずっと集中力を持続させるには、
適度にリラックスすることが必要だ。
ー ジミー・コナーズ (テニスプレイヤー)




大きく仕事をし、
大きく休むのも素敵ですが、
常に高いパフォーマンスを
発揮したいもの。

そのために、
練習やスケジュールの中に、
適度なリラックスや
思い切って休む時間をつくりましょう。

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