「どうしたい?」と問いかけて、選手のやる気を引きだそう

「結局、本人がやりたい!と
 思っていないと、
 何も変わりませんよね」

先日、
ある男性と話をしていた
ときのこと。

とても情熱家で
現状を打破しようと
一生懸命な気持ちとは裏腹に、
そんな言葉が
ポロっとでてきました。

けれど、
本当に僕もその通りだな、
と思っていて、

どんなに僕ら大人が
素晴らしい指導をしても、
どんなに素晴らしい
技術を持っていたとしても、

子どもたち選手の
「サッカーがうまくなりたい!!」
という気持ちを
引き出せなければ、
彼らの成長は少ないかも
しれません。

反対に考えると、

「サッカーが好き」
「もっとうまくなりたい!!」
という沸き上がるやる気や
情熱さえ引き出せば、

僕らの指導はあまり
必要ないともいえます。

そのために必要なこと。

それは、
本人の考え、
気持ちを聞いてあげること。

僕ら大人の
「こうなってほしい」
「こうなるべきだ」
という考えではなく、

子どもたち選手本人の答えを
まずは受け止めてあげることが
大切です。

 
同じ練習をしていても、
何を感じながらやっているかで、
ぜんぜん結果は違ってくるわけです。
– イチロー(メジャーリーガー)



ドイツでは自立・自我というものを
非常に大切にしています。

どのくらい大切にしているかというと、
生まれた翌日から
一緒のお部屋では寝ないそう。

なので、
日本のように添い寝もしません。

それは、
子どもたちは私たちとは違う、
1人の人格を持っているんだよ、
ということを本人に知ってほしいから。

なので、
ドイツの人は子どもが
1歳や2歳といった小さい頃から、
「あなたはどうしたいの?」
「あなたはどっちがいいの?」
と、問いかけるそうです。

僕ら大人の
「こうなってほしい」という
期待を伝えることも
もちろん大切。

けれど、
まずは本人の想いや考えを
受け止めること。

そして、
内側から沸き上がる
「好き」や「もっとうまくなりたい!」
という想いを引き出す
環境をつくりましょう。

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