突然ですが、
僕はボウリングが好きです。
でも、たいして上手くはありません（笑）
高校生の頃、
友人とボウリングに
行ったときのことです。
いつも
スコアはよくても140くらい。
２回くらいストライクを
とれたら上出来です。
けれど、
そんな僕が1度だけ
自分でも信じられない
スコアを出した事があるんです。
スコアは２３０。
なんとストライクが
７回も続いたんです！
もう
倒せるイメージしか
湧かないんです。
ストライクをとれる
ラインが見えるんです（笑）
でも
８フレームを境に
ダメになってしまいました。
「このまま続いたら
すごいことになる。」
未来を見た途端、
ストライクは止まりました。
子ども達と
大切にしている言葉。
それは「前後裁断」
前も後ろも考えずに
「いまできることを全力で」
「前後裁断」とは、
沢庵禅師が柳生但馬守に説いた言葉で、
「過去も未来も裁ち切って、
今という瞬間に集中する」
という意味だそうです。
高校生時代の僕は
「もしかしたら300もいける！」
「このままストライクが続いたら
すごいことになる！」
と未来を意識しました。
その途端、
ストライクを取れなくなってしまいました。
何も考えない 妄想せんことや
いわゆる前後裁断や その時その時 一息一息
しかないんだ 何か考えたらもうそれは余分や
人間は 名誉とか 地位とか 見栄とか
我慢 (わがまま)とか そんなもんでいっぱいだ
欲は 克服するすべを覚えんといかん
子ども達もついつい
試合中に
「前も負けたからまた負けるかも・・」
「失敗したらどうしよう」
過去を振り返ったり
未来に思いを馳せて
集中できない。
ということが起きてしまいます。
でも大切なのは、
いま、ここに集中して
実力を最大限に発揮すること。
過去の結果を思い返すことでもなければ、
まだ掴めていない未来を考える
時間ではありませんよね。
過去や未来にとらわれず、
いま、を戦うチームをつくりましょう。
>>> どのようにして「いま」に集中しますか？
