
チームで目標に向かっていくためには、
「温度」の調節が大切。
「目標を絶対に達成したい!」という選手がいる一方で、
「別にすぐ負けたっていいよ」という選手がいたのでは、
うまくいくものもうまくいかなくなってしまいます。
チーム内に温度差があると、
一生懸命やろうとしている人の
やる気が消えてしまうこともあるかもしれません。
これは、
選手だけでなく、コーチや監督、
保護者の方にもおなじことがいえます。
いくら選手達の温度が保たれていても、
僕ら大人の温度が熱すぎたり、
また反対に冷えきってしまっていては、
チームに大きな影響を与えます。
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組織の温度を上げるには、
人と人とのつながりが重要です。
つながることで私も会社も温度を
上げていきます。
尾平泰一(カシオヒューマンシステムズ社長)
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チームの温度を調整する方法は
お互いの考えを知る時間をつくること。
どんな思いで練習に望んでいるのか。
どんな気持ちで応援しているのか。
「本人が察するまで待つ」のではなく、
しっかりと時間とエネルギーをかけて
伝え合い、歩み寄ることが重要です。
「どこまで行けたら最高だろう?」
「実現するために、何をしよう?」
「応援できることは何がある?」
「どれくらいの熱さが僕たちらしいかな?」
子どもたち選手、
そして僕ら大人が力をあわせて、
チームの体温を保ちましょう。