🔵 “今日は何を感じた?”内省力を育てる質問 🔵

「今日はどうだった?」
「うまくいった?」――
子どもの1日を聞く時
つい“結果”に注目した質問になっていませんか?

もちろん結果も大切ですが
もっと大切なのは
「その時、何を感じたか」という“心の動き”です。
その感情に気づき
言葉にできるようになると
子どもは少しずつ“内省力(ないせいりょく)”を育てていきます。

今回は、子どもの心の成長をサポートする
「今日は何を感じた?」という問いかけの力についてご紹介します!

■ なぜ“内省力”が必要なの?

内省力とは、「自分の行動や感情を振り返り、考える力」のこと。
これが育つと、失敗から学べたり、感情を整理できたり、人との関わりもスムーズになります。

子どもが自分の気持ちを理解し、受け止め、次に活かせるようになると、自己肯定感や自律性も高まり、成長の幅がぐんと広がります。

■ 内省力を育てる“感情を引き出す質問”の例

●「今日はどんな気持ちになる場面があった?」
→ ポジティブもネガティブも、感情に気づく習慣がつきます。

●「うれしいな、って思ったのはいつ?」
→ 良い気持ちを意識することで、前向きな視点が育ちます。

●「ちょっとモヤモヤしたことってあった?」
→ 小さな違和感を言葉にすることで、気持ちの整理がしやすくなります。

●「その時、自分はどうしたかった?」
→ 感情と行動のつながりを理解できるようになります。

●「また同じようなことがあったら、今度はどうしたい?」
→ 自分で考える力、次への見通しを持つ力が育ちます。

■ 声かけのコツ

・「どうだった?」より「何を感じた?」に注目
→ 結果ではなく、プロセスや気持ちを大切に。

・共感を忘れずに
→ 「そう思ったんだね」「そんな気持ちだったんだ」と、まず受け止めることで、安心して話せます。

・答えが出なくてもOK
→ 言葉にできなくても、「考えてみよう」と意識するだけで内省の種になります。

■ 最後に

「今日は何を感じた?」という質問は、子ども自身が“心の声”に耳を傾けるきっかけになります。
それは、自分を知り、自分を大切にする第一歩。

今日からぜひ、お子さんとの会話の中に「何を感じた?」という質問を加えてみてください。
そのひと言が、子どもの“心の成長”をそっと支える力になります。

 

5,000人の読者が購読中のメールマガジン!

無料のメールマガジンに加えて、
講演会やセミナーでお伝えしている子どものやる気を引き出す5つの方法を「誰でもすぐに実践できる」ようにシンプルなかたちでお届けしています。ぜひこちらもお受け取り下さい!

 

 

 

 

ぜひあなたのSNSでシェアしてください!