試合や練習のための遠征、合宿は
子どもたちにとって
たくさんの刺激や学びが詰まった特別な時間です。
がんばった経験を「思い出」で終わらせず
「成長」につなげるためには
帰ってきたあとの“ふり返り”がとても大切です。
今回は、遠征や合宿後の子どもにぴったりの「ふり返り質問」をご紹介します!
なぜ“ふり返り”が大切なの?

どんなに良い経験でも、「ふり返り」をしないままだと、ただの出来事で終わってしまいます。
でも、自分の言葉で振り返ることで、
「こういうことができた!」
「これは悔しかったけど、次に活かせそう」
というように、学びや成長を自分のものとして受け取ることができるようになります。
遠征・合宿のあとにおすすめの質問

●「一番がんばったことはなに?」
→ 自分の努力を再確認することで、自己肯定感が育ちます。
●「ちょっと悔しかったこと、ある?」
→ 否定せずに話すことで、気持ちの整理と前向きな気づきにつながります。
●「チームの中で、どんな場面が印象に残ってる?」
→ 仲間との関わりや学びを振り返るきっかけに。
●「一番うれしかった瞬間って、どんな時だった?」
→ ポジティブな記憶を思い出すことで、経験が良い思い出になります。
●「次に合宿(遠征)に行くとしたら、どんなことを意識したい?」
→ 成長に向けた“前向きなゴール”が自然に生まれます。
会話を深めるコツ

・「どうだった?」よりも「どんなふうに感じた?」と聞く
→ 感情に寄り添った問いかけで、子どもが話しやすくなります。
・親も「聞くだけ」でOK
→ アドバイスよりも、ただ「聞いてくれてる」という安心感が大事です。
・ほめるタイミングを逃さない
→ 具体的に「〇〇の場面、がんばったんだね!」と伝えることで、次へのやる気につながります。
最後に
遠征や合宿は、ただのイベントではなく「成長のステージ」です。
そして、その成長を確かなものにするのが、“ふり返りの対話”。
「今回の遠征で、自分のどんなところが成長したと思う?」
そんな問いかけで、子どもの中にある気づきと誇りを引き出してあげましょう!
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