新学期、新しいクラス、新しい先生…
ワクワクとともに
子どもたちは知らず知らずのうちに緊張や不安を感じていることがあります。
そんな時、親や大人の「共感の質問」が
子どもの心を軽くし、安心感を与えてくれます。
今回は、子どものストレスをやわらげ
心をほぐす「共感の質問」についてご紹介します。
なぜ“共感の質問”が効果的なの?

子どもは、感情をうまく言葉にできなかったり、自分の気持ちに気づいていないこともあります。
「話していいんだ」「わかってくれる人がいる」と感じられるだけで、ストレスはグッと軽くなるものです。
共感の質問は、子どもが安心して自分の気持ちに向き合える“対話の入り口”になります。
おすすめの共感質問

●「今日はどんな気持ちの1日だった?」
→ 嬉しい・楽しい・緊張・疲れたなど、自分の感情に気づくきっかけになります。
●「それ、イヤだなって思った?どんなところがそう感じた?」
→ 否定せずに感情に寄り添うことで、安心して話せます。
●「わかるよ。ママ(パパ)も似たような気持ちになったことあるよ」
→ 共感のひと言が、子どもに「一人じゃない」と感じさせます。
●「そんな時、どうしてほしいって思った?」
→ 自分のニーズを見つける手助けになります。
避けたいNGな声かけ
×「そんなの気にしすぎじゃない?」
×「それくらい大したことないよ」
→ 気持ちを否定されると、子どもはますます心を閉ざしてしまいます。
子どもが話しやすくなる工夫

・まずは静かに耳を傾ける
途中で口をはさまず、「うん、そうなんだね」と受け止める姿勢を。
・感情に名前をつけてあげる
「それは悔しかったね」「ドキドキしたんだね」と代弁してあげると、気持ちを整理しやすくなります。
・時間をかけて、無理に聞き出さない
話したくない時はそっと見守り、「いつでも聞くよ」と伝えておきましょう。
最後に
子どもにとってストレスを完全になくすことはできませんが
「話してもいい」「わかってくれる人がいる」と思えることは
大きな安心につながります。
共感の質問を通して、子どもの心に寄り添い
穏やかな毎日をサポートしていきましょう。
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