子どもが途中で物事を諦めてしまったり
「もう無理」「やりたくない」と投げ出してしまう姿に悩むことはありませんか?
やり抜く力(グリット)は
目標を達成する力や挑戦を続ける精神力の土台となるもので
将来の成功や幸せにも深く関わる大切なスキルです。
この「やり抜く力」は生まれつきのものではなく
親の関わり方次第で少しずつ育てることができます。

子どもが「やり抜けない」理由とは?

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失敗を恐れてしまう
「失敗したら怒られる」「みんなに恥ずかしい」と感じることで、挑戦を続けるのが怖くなります。 -
結果だけに注目される
「できたかどうか」ばかり評価されると、途中のプロセスを楽しむ余裕を失います。 -
過度なプレッシャー
親の期待が大きすぎると、「失敗したらどうしよう」とプレッシャーを感じ、投げ出してしまうことがあります。
やり抜く力を育てる親の接し方

1. プロセスを褒める
結果だけでなく、「頑張った過程」や「挑戦した姿勢」に目を向けて褒めましょう。
たとえば、「最後まで一生懸命やったね!」「ここまで工夫して頑張ったところがすごいよ!」と具体的に伝えることで、子どもは努力を大切にするようになります。
2. 失敗を成長の一歩と捉える
失敗をネガティブに受け止めるのではなく、「失敗から何を学べるか」を話し合います。
「失敗したからこそ次はこうしてみよう!」と前向きな視点を共有することで、失敗を恐れなくなります。
3. 小さな目標を積み重ねる
「大きなゴール」を見据えるよりも、手の届く小さな目標をクリアすることで、達成感を積み重ねます。
たとえば、「今日はこれを3回やってみよう!」と短期的な目標を設定するのがおすすめです。
4. 親自身もやり抜く姿を見せる
親が目標に向かって努力する姿を見せることは、子どもにとって最も影響力があります。「私もこれを頑張ってみるから、一緒にやってみよう!」と声をかけてみましょう。
今日からできる声掛け

GOODな声かけ例
- 「最後までよく頑張ったね!」
- 「途中で難しくなったのに、そこからやり直したところがすごいよ!」
- 「失敗したけど、次にどうしたら良いかが分かったね!」
NGな声かけ例
- 「なんでこんな簡単なこともできないの?」(否定的な言葉)
- 「途中で投げ出すなんてダメだよ!」(責める言い方)
- 「こんな結果じゃ全然ダメじゃない?」(結果だけを批判する)
今日からできる工夫

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達成感を共有する
「今日はここまでできたね!」「ここを乗り越えられたのがすごい!」と、子どもが感じた達成感を共有しましょう。 -
振り返りを習慣化する
「何がうまくいった?」「次はどうしたい?」と日々の挑戦を振り返り、子ども自身が成長を実感できるようサポートします。 -
楽しみながら続ける工夫をする
ゲーム感覚で挑戦を続けるように、「あと1回成功したらクリア!」など、楽しみながら取り組める方法を提案します。
最後に
やり抜く力を育てるには、親が「成功体験を積み重ねる環境」を作り、プロセスを認めることが何より大切です。子どもが投げ出したくなるときも、寄り添いながら前向きにサポートすることで、「自分ならできる!」という自信を育むことができます。
ぜひ今回のポイントを参考にして、子どもと一緒にやり抜く力を育てる毎日を作ってみてください!
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