誰かの力になりたくて、
つい「こうすればいいよ!」とアドバイスしたくなる瞬間、ありますよね。
特にコーチや指導者、
親の立場にいると、
- 「助けたい」
- 「導いてあげたい」
- 「失敗しないでほしい!」
という気持ちは自然なものです。
でも、
その気持ちをぐっと抑えることが、
時に子どもや選手の成長を大きく後押しすることになるんです。
ぼくたちのアドバイスは、
時に相手にとって「余計なお世話」や「おせっかい」になってしまうことがあります。
それどころか、
アドバイスを受ける側が
「自分でやるべきことを奪われた」と感じたり、
逆に「コントロールされている」と思ったりすることも。
そんなつもりはなくても、
相手の自己効力感(自分でやり遂げる力)を削いでしまう可能性があるんですね。
では、どうすればいいか?
まず試してほしいのは、
相手の話を「ただ聞くこと」
何かアドバイスをする代わりに、
- 「それでどう思った?」
- 「次はどうしたい?」
と質問してみてください。
人は、
自分の言葉で話しながら頭の中を整理し、
自然と答えを見つけることができます。
このプロセスが何よりも重要で、
「自分で考えて進めた」という感覚が、
次の行動への原動力になるんです。
もうひとつ大事なのは「環境を整えること」
アドバイスをするよりも、
- 「失敗してもいいから、自由にやってごらん」
- 「その選択を応援するよ」
という安心感を与えることが、
相手の成長につながります。
どんな結果になっても、
自分で選び、
行動することが経験となり、
次への糧になります。
◎まとめ
アドバイスをぐっと抑え、聞くこと、見守ることに集中する。それだけで、相手の可能性は大きく広がります。
次に「アドバイスしたい!」と感じたら、一呼吸おいてみてください。あなたのその一歩が、相手の自立と成長を後押しする最高のサポートになるはずです。
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