誰のため?指示や問いかけの根っこを見つめよう。

いつもお読み頂き、

本当にありがとうございます!!







■ その指示や問いかけは誰のため?

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「乗り降りの際は

一箇所に固まらないでください(怒)!」





通勤で電車に乗っていると、

車掌さんの悲痛な声が響きます。



いつも「申し訳ないな…」

と思いながらも、

停車している電車を見つけると、

ついつい飛び乗ったり、



降りる時のことを考えて、

ひとつのドアに固執して

しまいます。





けれど、

この日だけはちょっと違った

ニュアンスの受け取り方を

していました。





明らかに

車掌さんの声が

怒っているんです(笑)





電車の1分の遅れは

恐らく大変ですから、

そうしたことが原因かも

しれません。





けれど「それにしても」

だったんです(笑)









「乗り降りの際は

一箇所に固まらないでください(怒)!」





車掌さんの気持ちも分かります。



けれど、

「遅れたら困る」という

電車側の都合にしか聞こえないと、

僕らの心はあまり動くことが

ありませんよね。







そしてふと思ったのです。





僕も

「僕ら大人の都合で伝えていることは

ないかな?」と。





自分の都合で、子どもたち選手の行動を
制限しているのではないかな?

と疑問に思ったのです。





質問には「良い質問」と

「良くない質問」があります。





良くない質問の多くは

「自分が聞きたい質問」に

なっていることが多いのが特徴です。





「なんであの時、

シュート外したんだ?」



「どうして遅刻したんだ?」



「なんで宿題やらないんだ?」







僕ら大人が

その理由を知りたいのです。







一方で良い質問は

「子どもたちのためになる質問」です。





「あの時、どうしたら

ゴールできたかな?」



「次は遅刻しないために

どうしたら良いと思う?」



「宿題やりたくなる環境は

どんな環境?」









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自分が相手を操縦しようと思ったら、

なかなか思うようにならない。

ー谷繁元信(プロ野球監督)



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「宿題やりなさい」



「もっと練習しろ」



「朝早く起きなさい」







僕ら大人の役割は

子どもたちが「行きたいところ」へ

行くためのサポートをすること。





僕ら大人が

「こうなってほしい」に

導くものだと、



最初は「期待に応えよう!」と

頑張ってくれる子どもたちも、

いつしか疲れてしまいます。





伝えたいことや指示、

子どもたちへの問いかけが

「誰のためのものか?」

を考えるクセをつけましょう。


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