子どもたちの自主性は「目標のつくり方」が大切。

 

●ご質問

目標があるが、自主的に行動できる子どもが少ないので、少しでも効果的かつ効率的に自主性を高めることができることができたら。

 

●どんな状態を望みますか?

目標に向かい、自主的に行動し、ワクワクしながら生活することができている状態。

 

ご質問ありがとうございます。

子どもたち・選手が
自主的に物事を進めることができるようになれば、
僕たちにも心の余裕と時間が生まれ、
より俯瞰して考えることができるようになると同時に、
サポートやアプローチの方法も変わってきますよね。

では、
どうすれば、
目標に向かい、自主的に行動し、
ワクワクしながら生活することができている状態に
近づくことができるのでしょうか。

 

その目標は誰がつくった目標?

 

まずは、
「誰がつくった目標なのか?」がとても重要です。

僕たち大人がつくった目標をチームとして掲げ、
「これを実現しよう!」と伝え続けることは、
会社の「ノルマ」と似ています。

一方的に押しつけられたノルマでは、
「やらされている」という感覚を伴い、
達成度が低いことは言うまでもありません。

また、
失敗をしたり目標を実現できなかったときには、
「これは自分が立てた目標ではない」と
他人のせいにしてしまいます。

もちろん、
チームとしての「目指したいところ」を伝え、
共感、賛同を得る方法もあります。

けれど、
子どもたちのチームでは、
「一緒に目標をつくること」の方が、
やる気や行動を引き出すことができそうです。

子どもたちが
「目標づくり」に参加することで、
「自分ごと」となり、
自主的な行動が生まれはじめます。

そして、
目標づくりには、
「チーム」としての視点と、
「個人」としての視点の
両翼があるとより良いでしょう。

「1年後、どんなチームになっていたら最高だと思う?」
「どんな結果を手に入れたい?」
「どんな自分になっていたい?」

 

 

目標の先にある「目的」を見つける

 

目標とは、
あくまでも目的を達成するための道しるべであり、
手段のひとつでしかありません。

仲良くしていただいている中野吉之伴さんによると、
ドイツサッカー協会では、

目標は

「選手のポテンシャルを最大限に引き出すこと」

目的は

「選手としても人としても、
 将来自立した生活ができるようになる
 基盤づくり」

としているそうです。

目標に対して、

「どうしてそれを実現したいの?」
「その未来を実現するとどんな未来が待ってる?」
「目標を達成した先には何がある?」

と問いかけることで、
目標の先にある目的に触れることができます。

 

 

目的をみんなで共有する

 

「どうしてサッカーをしているの?」

と問いかけられたら、
子どもたちはどのように答えると思いますか?

「サッカー選手になるためだよ!」
と答えてくれる子もいれば、

「運動する機会がないから」
と答える子もいるかもしれません。

「友達がたくさんできるから!」
と答えてくれたのは、
先日、出逢った小学3年生の男の子です。

「全国大会で優勝する」といった目標。
これらの先には1人ひとりの「目的」があります。

その目的や
実現したい理由に触れることができれば、
お互いを応援し合うエネルギーが
湧いてきます。

 

 

目標を見直す

 

先に、
僕たち大人が、
チームとしての「目指したいところ」を伝え、
共感、賛同を得る方法もあると言いました。

その方法を選択する場合は、
「目的」と「目標」を照らし合わせてみましょう。

あまりにも
方向性が異なるのであれば、
どちらかを変えたり、
他の視点に目を向ける必要があるかもしれません。

 

目標を実現するために何に取り組むか?を考える

 

目標を実現するためには、
行動を起こすことが必要です。

その際に、
行動にするためのアイデアと同時に、
行動がつづかないことも想定して、
しつもんに答えてみましょう。

 

「どのようにすれば、目標を実現できるだろう?」
「いつまでに達成したいだろう?」
「行動をじゃまするものは何ですか?」

事前に行動を阻害する要因や、
じゃますることをイメージできれば、
対策を立てることができますし、
いざその場面に遭遇したときに、
不安になりすぎることもありませんよね。

 

行動に移し、振り返りをする

そして、
とても重要なことは、
振り返りの機会をつくることです。

「うまくいっていることは何ですか?」
「うまくいっていないことは何ですか?」
「やりたいと思っていたのにできなかったことは何ですか?」
「できなかった理由は何ですか?」
「どうすれば、より良くなるだろう?」

行動を起こせなかったのであれば、
その理由があるはずですし、

行動を継続できなかったのであれば、
その理由があります。

振り返りの時間をつくることで、
成果(成功・失敗)を力に変え、
次の行動に活かすことができます。

 

いかがでしたでしょうか?

子どもたちに
自主的に行動を起こしてもらうためには、
環境を整え、仕組みをつくることも重要です。

まずは、
最初にできる「確認」と「行動」、
そして「振り返り」についてご紹介しました。

 

 

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