子供たち選手の集中力の引き出し方

「集中しろ!!」

「ここ大切だぞ!集中切らすな!」

「集中!集中!!」

ここ一番、大切な時間帯。
拮抗している試合展開。

そんな時間になると、
ベンチや観客席から
必ず「集中!」という言葉が
聴こえてきます。

試合中に
「今日の夜ご飯なにかなー?」
と考えていては
試合で実力が発揮できないように、

ある程度の集中状態を
自分自身でコントロールすることは
いまの選手達には
欠かすことのできない力かもしれません。

でも、よくよく子供たち選手に
「どうやって集中するか知ってる?」
と聞いてみると
「わかんない!」
と答える選手が多いんですよね。

それでは、
いくら「集中しろ!」と言われても、
集中する方法を知っていなければ
集中することはできないですよね。

そもそも集中とは
「意識して集中するもの」ではなく、
「いつのまにか集中してるもの」だと
思うんです。

ですので、
試合までにどうやって
集中する力を育んでいるか?がとても大切。

手元にある辞書によると
そもそも「集中」とは、
1か所に集めること。
また、集まること。

フジシロさんも集中しているとき、
電話の呼び出し音や
誰かに話しかけられても気づかない
といったことがあるかもしれません。

それは1か所に意識が集まって、
他の情報をキャッチするアンテナが
閉じてるから。

なので、
集中力をコントロールするためには
まわりの情報に向いている
アンテナ(意識)を自分でリセットし、
集中しやすい状況をつくることが大切です。

 
集中力が高まって最高の状態になると、
まわりのものがすべてスローモーションで
見えてくるんだ。
ー ジョー・モンタナ



試合中にいきなり集中力を
高めることはできません。

試合に臨む前に、
集中力を高める準備をしておくことが大切。

例えば、
ゴルフボールを上に3つ並べてみる。

歩いている間、おなじ文字を探してみる。

ランダムに書かれた数字を
1から順番に消していく乱数表をやってみる。

といったことでも良いですし、

普段の行動を
時間を決めて意識してやってみるだけでも
子供たちの集中力は高まってきます。

「集中しろ!」ではなく、
集中力を整える準備をしましょう。

子供たち選手の力を引き出す
集中状態を一緒につくりあげましょう。

>>> どうやって集中力を高めていますか?

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