子どもたちが「真剣に取り組んでくれない」のは誰のせい?

●ご質問

子どもたちに真剣さが欠けていることをどうにかしたいと思っています。
どうしたらいいでしょうか?

 

●どんな状態を望みますか?

常に向上心を持ち、
元気に声を張り上げ頑張るチームにしたい。

 

ご質問ありがとうございます。
今回は指導者の方からのご質問です。

子どもたちと接する中で、
せっかく時間を共にしているのだから、
「真剣に取り組んで欲しい」という思いは、
自然に沸き起こってくるものですよね。

僕たちの話に耳を傾け、
目を輝かせ、
取り組んでくれる姿を見ると、
嬉しくなるものです。

けれど、
子どもたちが望んで、
その姿を見せてくれているのならばいいですが、

僕たち大人の管理が厳しく
「そうせざるを得ない」のであれば、
問題であると言えます。

 

では、
どのようにすれば良いのでしょう。

 

真剣さとは何か?

 

まずは、
「真剣さ」という言葉の意味について、
子どもたちと一緒に考え直してみましょう。

「真剣とは?」

そう問いかけられたら、
どのように答えるでしょうか?

しつもんに対する答えが、
僕たち大人と子どもたちとでギャップがあると、
いくら「真剣にやりなさい」と伝えても、
僕たちが望む「真剣」は実現されません

普段、
何気なく使っている言葉の意味について、
共通の理解を持つことによって、
いちいち注意しなくても良くなります。

 

真剣を表す具体的な行動は?

 

子どもたち自身も
「真剣にやっているつもり」なのに怒られてしまうと、
どうして怒られたのかを納得することができません。

ですので、

「真剣にやっているとき」と
「そうでないとき」の違いは何か?

を、具体的にしていきましょう。

どんな行動をしてる時に僕たち大人は、
「真剣に取り組んでいる」と感じるのでしょうか?

また、反対に、
どんな行動をしているときに僕たち大人は、
「真剣に取り組んでいない」と感じるのでしょうか?

ご質問者さんは、

「声を張り上げているとき」
「向上心があるとき」
「頑張っているとき」

などの行動に、
真剣さを感じるのだと思います。

(「向上心」「頑張っている」という言葉も抽象的なので、
 言葉の意味について考える必要がありそうです)

子どもたちも
毎日真剣さが欠けているとは考えられません。

「できているとき」と「そうでないとき」の
違いを探してみましょう。

どうして真剣に取り組めるときと、
そうでないときがあるのでしょうか。

それはどんな要因が
そうさせているのでしょうか。

 

真剣に取り組んでもらえないのは誰のせい?

 

僕自身が子どもたちと接する中で
大切にしているしつもんがあります。

それは、

「100%自分に責任があるとしたら何ができるだろう?」

というものです。

真剣に取り組んでいないことや、
やる気がないこと、
集中力がないこと、

過去の僕はこれらを子どもたちのせいにし、
自分には非がないと考えていました。

けれど、
子どもたちとディズニーランドに行った時のことです。

彼らは8時間以上も目を輝かせ、
集中力を持続し、
帰りの電車の中までも楽しそうにしていました。

その姿を見て、
問題は子どもたちでなく、
僕の中にあると感じました。

興味のあることや、
やりたいことに関しては
子どもたちはとことんエネルギーを注いでくれます。

ですのでそれからは、
「100%自分に責任があるとしたら何ができるだろう?」
と問いかけ、

子どもたちが
「やりたい」と感じてくれるようなトレーニングを構成したり、
言葉掛けや接し方を工夫するよう、
行動を起こすようにしました。

 

常に向上心は必要か?

 

 

向上心は成長をサポートしてくれます。

そのためにできることは、
「こんな自分になりたい」という
未来の自分をイメージしてみること。

そして、
毎日のトレーニングの後に「振り返り」をし、
今の自分の現在地と未来の目的地とのギャップを見つけ、
日々、そのギャップを埋めるような取り組みに、
全力でエネルギーを注ぐことです。

同時に、
考えたいポイントは、
「向上心が持ちにくい時があること」
知ることです。

僕ら大人でさえ、
気分が乗らないときや、
前向きな考え方が出来ない時、
落ち込んでしまう時があります。

その時に、
「共感」してもらえる人がいれば、
スっと次への行動に移すこともできるのですが、

「もっと頑張りなさい」
「向上心を持ちなさい」
「そんなのじゃダメだ」

と言われ続けてしまうと、
やる気も向上心も失ってしまいます。

そんな時は、
気分転換をしたり、
違うスポーツに取り組んでみたり、
遊ぶ時間をより多く作るなどによって、
距離を取ることも必要かもしれません。

 

本物に触れる

 

トップスポーツ選手やトップアスリート、
ビジネスや芸術のプロフェッショナルである、
「本物」と触れる機会を作ってみましょう。

そして、
もし可能であれば、
試合や本番だけでなく、
日常生活や練習の現場に触れてみましょう。

子どもたちの将来の「なりたい自分の姿」に
「本物」の方々が近ければ近いほど、
刺激的な機会となるでしょう。

僕たちが言葉で何百回と伝えるよりも、
たった一度のその機会が、
彼らに「向上心」や「真剣さ」を
与えてくれるかもしれません

いかがでしたでしょうか。

真剣にやりなさいと伝えることも一つの手段ですが、

「真剣に取り組んでもらうために何ができるだろう?」

と、 自分自身に問いかけ、
その答えを実行に移すことの方が、
理想とする チームに近づくスピードは加速します。

ひとつひとつ、
取り組んで行きたいですね!

 

 

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