子どもたちが「自分たちで動き始める」ために、最初に取り組みたいこと

●ご質問

自分自身を認識していない学生が多く、無理や我慢をし、相手や自分を責めることが見受けられます。その結果、せっかくの学びの機会が充実したものにならなかったり、学生たち自身の成長につながらないなど、悲しい状況に陥っている状況です。人は違えど毎年、繰り返しです。どうにか打破するためにはどうしたら良いでしょうか?

●どんな状態を望みますか?

子どもたちが自分たちで必要と思うことを進んで取り組めること

 

ご質問ありがとうございます。
ご質問に対し、明確な回答になっているかわからないのですが、
参考になりましたら嬉しいです。

課題の一つとして、
「子どもたちが自分自身を認識できていないこと」
がありますよね。

では、
どうすれば自分自身のことを認識、
知ることができるのでしょう?

すぐに実践できることは、
「振り返り」をすることです。

授業後や練習後に、
振り返る時間をつくることによって
自分自身の新たな気づきや学びが生まれます

そして、
その振り返りをチームメイトや友達と
共有することによって(伝え合うことによって)、

視野が広がり、
自分自身の考えに新たな発見が
生まれることもあります。

この振り返りは
どんな時でも活用することができます。

例えば、
遊園地に遊びに行った後、
映画を見に行った後、
本を読んだ後、
海でぼーっとした後、

「自分はどんなことを感じたかな?」
「どんな気づきがあったかな?」
「どんな学びがあったかな?」

と、振り返ることによって、
自分自身をより客観的に見つめることが
できるようになります。

もう一つ、
自分自身を認識するためのポイントは
「信頼のおける第三者からフィードバックをもらうこと」です。

 

自分自身について周りの人達から、
どう見られてるのか、
どう見えてるのか、を知ることによって
客観的な自分の姿を知ることができます。

 

 

人は自分を知るために本を読む。
実在の人物であれ架空の人物であれ、
他人が何をし、考え、感じるかを知ることは、
自分が何者であるか、
どんな人間になるかを理解する上で、
大切な手引きである。
アーシュラ・ル・グウィン

 

 

質問者さんが、
自分を認識した後に望む姿としては
子ども達が自分達で必要なことに進んで取り組むことです。

そのためには、
いくつかステップがあります。

 

どこに行きたいのか?を子どもたち自身が見つける

 

一つ目は「どこに行きたいのか?」
子どもたち自身が見つけること。

目的地がわからないと、
どう進んだらいいのか不安になり、迷い、
行動ができなくなってしまいます。

もし、
「目的や目標が本当に分からない!」という場合は、
目の前にあることに全力で取り組んでみましょう。

 

情報を提供する

二つ目のステップは
「情報を提供すること」です。

彼らが望む目的地に進んでいくために、
最初から自分で情報収集することができるといいのですが、
はじめからは難しいかもしれません。

そんな時は、
こちらから情報を提供しましょう。

「こんな考え方があるらしいよ」とか
「こんな機会があるらしいよ」と選択肢を与えてあげましょう。

その際に、
もしできればそれぞれの「メリット」や「デメリット」
あわせて伝えてあげると、
より選びやすくなるかもしれません

 

選択肢を奪わない

 

三つ目のステップは、
「選択肢を奪わないこと」です。

 

最終的に選ぶのは子どもたち自身。

そして、

その選択を「信じること」が
僕たち大人の役割かもしれません。

選択肢を奪わず、
彼らが自分自身で決断していくことを
サポートしていきましょう

日本代表でも活躍したサッカー選手のお母さんに
お話を伺った時のことです。

お母さんは、小さな頃から
「サッカー選手になりたい」という子どもの夢に対して、
多くの情報を与えてきました、と言っていました。

見たもの、
聞いたものは全て子どもに伝える。

けれど、
最後は「あなたはどうしたい?」と質問して、
「あなたが決めるのよ」と伝えてきたと言います。

選択肢を奪ってしまうと、
いつの日か子どもたちは「やらされている」という感覚を覚えます。

ですので、
小さなことから選択肢を与え、
彼らに決定権を持てる環境をつくっていきましょう。

 

 

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