質問の芽を育てよう!選手たちが自然に疑問をぶつけてくる方法

 

選手が質問をしてくれないことは、
コーチにとって悩ましい問題です。
      
選手が質問することは、
疑問を解決するだけでなく、
選手自身の成長にもつながります。
     
まず、質問が歓迎される環境を作りましょう。
     
また、質問の癖をつけるため、
練習後に理解できたことや
難しかったことを尋ねると、
自然に質問が出てきます。
       
繰り返すことで質問が増え、
選手たちの理解が深まります。
      
質問文化を育むために
積極的にコミュニケーションをとりましょう。

 

 

ご質問

選手が、質問をなかなかしてきてくれません。
練習メニューの説明の途中や、練習後に解らない所を質問をしてくれたらよいのですが、どうしたらいいでしょうか?
「言われたとおりにやる」だけではなく、
僕たち大人の言葉や説明に疑問を持ち、
質問をする力がある選手はめきめきと成長していきますよね。
 
では、
どうしたら選手から
質問が飛び交うようになるのでしょう?
 
 
 

質問できる環境をつくる

 
まずは、
選手が質問ができる環境がつくられているかどうかを確認しましょう。
 
過去に
 
・質問をしても軽くあしらわれた
・質問をしても受け付けてもらえなかった
・質問をしても否定されてしまった
・質問をしたら怒られた
・質問をしたら「自分で考えろ」と言われた
 
などの経験があると
疑問が頭の中にあったとしても、
「どうせ聞いても無駄だろう」
質問をしないことを選択してしまいます。
 
 
チームとして僕ら大人として、
「質問大歓迎だよ!」
「質問していいんだよ」
「わからないことは何でも聞いて欲しい」
という姿勢と環境を
作れているかどうかをまずは確認しましょう。
 
 

質問が生まれる癖をつくる

 
 
疑問が生まれないのは、
そもそも「見方を知らない」のかもしれません。
 
 
そんなときは、
子どもたちからの質問を期待する前に、
こちらから質問を投げかけてみましょう
 
 
 
「今日の練習で理解できたことは何があった?」
 
 
「(反対に)ちょっとわかりづらかったことは何があった?」
 
 
質問を投げかけると
選手は考えはじめます。
 
理解できたことと、
理解できなかったこと。
 
ちょっと時間をかけて
考える時間をつくることで、
選手達の「理解度」を知ることができます。
 
 
 
この2つを丁寧に繰り返すと、
自然と質問が飛び交うようになります。
 
さらにもう1つあるとすれば、
練習の終わりに「今日の学びは何があった?」と問いかけ、
その答えを伝えあう時間をつくりましょう。
 
 
すると、
選手自身が練習を振り返り、
「自分の理解度」を客観的に知ることができます
それらを繰り返すことで、
「今度、コーチに聞いてみよう」と
思ってもらえるかもしれません。
 
 
・質問できる環境をつくる
・こちらから質問を投げかける
 
を実践してみてくださいね!
 
 
 
 
◎この記事のポイント
・疑問を投げかけられる環境をつくる
・疑問が生まれにくいときは、こちらから質問を投げかける
 
 
◎この記事のしつもん
・今日の練習で理解できたことは何があった?
・今日の練習でわからなかったことは何があった?
・今日の学びは何があった?

 

◎まとめ

  1. 選手に質問する環境を整えることが重要。
  2. 選手に質問してもらえるよう、積極的に受け答えする姿勢を示すことが大切。
  3. 選手の疑問を引き出すために、コーチが質問を投げかけることも有効。
  4. 選手が練習の振り返りをする時間を設け、自身の理解度を客観的に知ることが重要。
  5. 上記の方法を繰り返すことで、自然に質問が飛び交う環境が生まれる。

 

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