選択肢を与える。子どもたちが決める。

たった一度の人生。
自分の車の運転席に座り、
自らハンドルを握って、
自分なりの目的地を目指す方がずっと楽しいものです。

子どもたちもたった一度の人生。
彼らが将来、
誰かの車の後部座席に乗って、
気がついたら「ここどこ?」とならないように、

自分の車のハンドルを握り、
自分なりの目的地を目指してほしい。

そして、
そのために、
必要な体験やきっかけをつくることが、
僕ら大人にできることかもしれません。

では、
彼らが自らハンドルを握るためには、
どんなことが必要でしょう。

道路標識が示す意味がわからないと、
大きな事故を起こしてしまうように、
社会のルールを知ることも必要かもしれません。

「どこにいくのか?」と目的地を決めないと、
ハンドルを握ってもアクセルが踏めないように、
人生の目的地を見つけるきっかけが必要かもしれません。

僕たちができることは、

「こんなのはどう?」
「こんなときはどうする?」
「こんな選択肢もあるらしいよ」

と、彼らに選択肢やきっかけを与えることかもしれません。

 

凡庸な教師は教える。
良い教師は説明する。
優秀な教師は例を示す。
偉大な教師はインスピレーションを与える。
ーウィリアム・アーサー・ワード

 

「どんな自分になりたい?」
「どんな生き方がしたい?」
「何でも叶えられるとしたら何を叶えたい?」

こんな自分になりたいな、と
朧げながらも目的地が決まったら、
選択肢を広げること。

目的を達成するためには、
たくさんの道があります。

そのためには、

「どんな道があると思う?」
「こんな道もあるよ」
「どんな道があるか一緒に考えてみようか」

と選択肢を与え、

「この道しかダメよ」と選択肢を奪わないこと

自分のたった一度の人生。
自分なりの目的地に向かって、
試行錯誤しながら行動を重ねて、
一歩一歩進んでいくことを
僕ら大人も求めているように、

子どもたちのたった一度の人生。
彼らが、自分なりの目的地に向かって歩めるような
きっかけと体験を与えましょう。

  
 

◎ポイント
・どんな体験も目的を実現する糧になる
・僕ら大人にできることは選択肢を与え、選択肢を奪わないこと
・子どもたちが「どこへ行きたいのか?」を問いかけよう

 

◎この記事のしつもん
・どんな自分になりたい?
・どんな生き方がしたい?
・何でも叶えられるとしたら何を叶えたい?
・そのためにはどんな道があると思う?

 
 
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