こどものプラス思考を育む、ひとりごとのコツ。

こどもを伸ばす【質問】の授業。
自分自身やこどもが普段どんな言葉を使ってるか
意識することはとても大切です。
電車の中などつぶやく独り言ではなく、
失敗すると「くそっ!」「ダメだ」
思い通りのプレーができると「やった!」「ヨシッ!」といった
意識せずに、ひとりでに出てくる言葉があります。
言葉には不思議な力があります。
ある実験結果によると・・・

ゴルフの選手を集めて2つのグループに分け、
1つのグループには競技中、プラスの言葉で独り言をつぶやいてもらいます。
「いいぞ」「今日は絶好調だ」「大丈夫」「うまくいく」など。
何でも良いからとにかくプラスの言葉をつぶやきながらゲームを行います。
もう一方のグループは、
逆に「しまった」「ダメかもしれない」「難しい」「うまくいくはずがない」など、
マイナスの言葉をつぶやいてもらいます。
ここで重要なのは、本当にそう思うかどうかは別にして、そうしてもらうというところです。
実際の思いに関係なく、最初のグループはプラスの言葉だけを、
もう一つのグループにはマイナスの言葉だけを口にし続けるのです。
すると、2つのグループの成績に明らかな違いが現れました。
不思議な事にプラスの言葉をつぶやいていていたグループの方が、
正確さや安定度が増し、よいスコアを残せたのです。


僕らがふだん知らず知らずにつぶやいている言葉には、
心の状態が表れています。
ですから、この言葉に注意する事で
自分の心の状態に気づくことができます。
自分の心の状態にきづくこと。
それが、メンタルトレーニングの第一歩です。

自分にはそれができないと言った瞬間から可能性の道は閉ざされてしまう。まさに人間は自分が考えた通りの結果を手にするのである。
-ウィリアム・ジェームズ(アメリカ心理学者)



まずは、1日ちょっと自分の言葉に、
子どもが発している言葉に注意して耳を傾けてみましょう!
使う言葉を意識していますか?

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