興味があるからこそ、やる気も伸びる。

DSC_0037

 

子どもたちのやる気を
引き出すためには、
興味を持ってもらうことがキーポイントです。

大人ができることは、
「やらせる」ではなく、
「興味を持たせる」こと。

興味のないことを続けさせるよりも、
興味を引き出し、
関心を育むアプローチが重要です。

 

 

僕ら大人も自分自身が
「もっと知りたい!」と興味のあることには
積極的に関わろうとします。

一方で、
興味のないことには
エネルギーと時間をかけようとは思いませんし、
それを強引に求められれば求められるほど、拒否反応を示します。

あるコーヒーショップさんでは
「豆挽きセミナー」を実施していました。

店内にいるお客様、
一人ひとりに声をかけて、
セミナーへの参加を促しています。

笑顔で参加する人もいれば断る方もいます。

この違いは何でしょう。

違いは「興味があるかどうか」

「お家でも美味しいコーヒーが飲みたい!」と、思っている人は笑顔で参加し、
「友達との会話を楽しみに来たの」という方は断っていました。

積極的に参加するかどうかは、
「興味があるかどうか」にあります。


僕は見た目も怖そうじゃないし、
当時は話術で人を惹きつけるほどの能力も持っていませんでした。
だから生徒はちっとも教壇の方を向いてくれず、やりたい放題でした。
そこで生徒の興味を引くために始めたのが、インパクトのある実験です。
静電気をためておいてから生徒に手をつながせ、
ビリビリッと感電させる実験とか、教壇から火を噴くとか、
とにかく生徒が少しでも関心を示してくれる実験ができないか、
常に考えていました。
ー米村でんじろう

「コーチの話を聞かない」
「デモンストレーションも見ない」
「集中力がない」

これらの問題の根っこは「興味がないこと」にあるかもしれません。

「もっと上手くなりたい」
「もっと成長したい」
「スポーツが大好き」

興味、関心がある選手は積極的に参加します。

そう考えてみると、
僕ら大人にできることは、

「いかにやらせるか」ではなく、
「いかに興味を持ってもらうか」かもしれません。

反対に、
興味のないことを続けさせても、
あまり成長は望めませんし、
それは「やらせている」だけになってしまいます。

インターネットに興味のないおじいちゃんに
パソコンやスマートフォンが売れないように、

興味のない子どもに、
積極的に練習に取り組ませることはできません。

「もっとシュートが上手くなる
 練習があるんだけれど、興味ある?」

「自信をつける方法があるんだけど、興味ある?」

「子どものやる気を引き出す方法があるんですが、興味ありますか?」

「興味ある!」という人にはそのまま伝え、
「興味ない」という人には、
アプローチの方法を変える必要があります。

子どもたち選手の
興味、関心に火をつけるアプローチを実践しましょう。

 

 

◎まとめ

  1. 大人も子どもも興味があることには積極的に関わり、ないことには拒否反応を示す。
  2. 参加意欲は興味の有無に影響を受ける。
  3. コーチングや練習への積極的な参加も興味に関連している。
  4. 大人ができることは「やらせること」ではなく、「興味を持たせること」。
  5. 興味のない状態での継続は成長に寄与せず、「やらせている」だけになる可能性がある。

 

 

5,000人の読者が購読中のメールマガジン!

無料のメールマガジンに加えて、
講演会やセミナーでお伝えしている子どものやる気を引き出す5つの方法を「誰でもすぐに実践できる」ようにシンプルなかたちでお届けしています。ぜひこちらもお受け取り下さい!

 

オンラインスクールでさらに学びを深めませんか?

すぐに学びたい!というあなたには、
いつでも、どこでも、好きなときに学べるオンラインスクールを用意しています!
ぜひこちらで学びを深めて、子どもとの関わり方をより良いものにしましょう!

 

 

ぜひあなたのSNSでシェアしてください!