「自分で決めた」が行動を変える

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目標は立てるだけでは意味がありません。

「なぜ目標が必要なのか?」という問いに
自分なりの答えを持っていることが大切です。

子どもたちのやる気を引き出すためには
「自分が」目標を立てることが
一番重要です。

主体性をもって
「自分ごと」として責任感を持って
努力することで行動を引き出し
道しるべとすることができます。

 

 

「目標は?」
「どんな選手になりたい?」
「20年後は何をしてると思う?」

学校でも部活でも、
目標を立てることの必要性
子どもたちは学んでいます。

ですので、
目標を立てることについて
抵抗を持っている子はあまりいません。

試合の前には
自然と結果の目標を意識していますし、
テストの時も「何点取りたい」という目標を立てています。

もちろん、
目標を立てることが苦手な子もいますが
何か物事をするときは「目標を立てた方がいい」と頭では
理解しているように見えます。

けれど、
「なぜ、目標が必要なのか?」
という問いの自分なりの答えを持っていないと、

ただ「立てただけ」の目標になってしまいます。

  
 


「なぜだろう」という純粋な疑問を、目の前の世界に投げかける。
すると、「あたりまえ」の世界が、くるりと一回転する。
そのあと、じぶんに返ってくる言葉が、詩とよばれる言葉です。
ー 長田弘(詩人)

  
 

子どもたちのやる気を向上させるためには、
まず、「誰が目標を立てているか?」がとても重要です。

人から与えられた目標は、
行動に移しづらいもの。

僕ら大人も、
会社の上司の人から「今月のノルマ」と
勝手に目標を突きつけられとやる気をなくすように、

子どもたちも本来は自分で考え、
工夫して物事に取り組みたいと思っています。

お父さんから
「お前はスイングが遅いから、毎日、素振りを200本やれ!」
と言われて取り組むのと、

自分自身で、
「僕は将来、野球選手になりたい!
 だから、まずできることとして、毎日素振りを200本しよう!」

と考えて取り組むのでは、

同じ200本の素振りでも、
質の違いが生まれてきますし、
継続できる期間も変わってくるはずです。

けれど、
一方でチームとしての目標があります。

与えられた「日本一になる」というチームの目標を
自分ごとにしてもらうためには、

「なぜ、この目標を達成したいんだろう?」

という問いの答えを持つこと。

そうすることで責任感が芽生え、
目標を「自分ごと」にすることができます。

目標を立てることで、
その目標が道しるべとなり、
上達しているかどうかを振り返り、
確認することができます。

また、
自分の希望を周囲の人に伝えることで、
応援してくれるかもしれません。

そして、何より
目標を立てることで「行動」が生まれます。

行動を変えないと
僕らは変わることができませんから、
これが、もっとも大切なことかもしれません。

「目標を立てることのメリットは何だろう?」

「デメリット、良くないことは何だろう?」

「どんな目標が僕らのやる気を高めてくれるだろう?」

子どもたち選手と一緒に、
自分たちらしい目標を見つけましょう。

 

 

◎まとめ

  1. 子どもたちには目標設定が必要で、それは学校やスポーツ活動で学んでいる
  2. 目標は個人のものであるべきで、他人から押し付けられたものではない。
  3. 目標設定のメリットには自己成長、責任感、行動への導きが含まれる。
  4. 目標は自分の願望や夢に基づいて設定し、行動への励ましとなる。
  5. 子どもたちと共に、個々の目標を見つけ、自己成長を促進する方法を模索する。

 

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