常識ではなく目的を大切にしよう

僕らの頭の中には、
たくさんの常識がインプットされています。

選手がコーチの言うことを
聞くのは当たり前。

何かもらったら
ありがとうと言うもの。

家の中では
走り回ってはダメ。

今では、
赤ちゃんに対する接し方についての考え方は、
現代のおばあちゃんが子育てしていた頃と、
今の子育てでは常識は180度違うそうです。

おばあちゃんたちが
現役ママだった時代には、
「泣いても抱かないで、寝かせておく」
「叩いて育てる」
のが常識。

いまでは
そのような育て方をしている人は
なかなかいませんよね。

アイデアを考える時間が欲しく、
コーヒーを飲みに行ったときのこと。

その日の天気は大荒れ。
雨はそれほどではなかったですが、
台風の影響で風がすごいすごい。

あまりの強風で、
入り口のドアが勝手に開いてしまうため、
カギがしまっていました。

営業しているのにカギをしめる。
のは「常識」から考えると、
ちょっと考えられないかも。

お客さんが来店しても
そのお店に入ることができませんから(笑)

「カギは空いているもの」という思い込みが
僕にもありましたから、
最初はドアをガタガタ動かして、
「なんで空いてないの?」
と疑問に思いました。

けれど、
そのコーヒー店が実施していたこと。

それは、
ドアマンが
入り口にたって出迎える、です。

恐らくそのお店のマニュアルには
「台風の時はドアのカギをしめて、
 ドアマンをつけること」
とは書いていないと思います。

けれど、
「どのようにすれば台風を防ぎながらも、
 お客様が気持ちよく
 来店することができるだろう?」
と現場のスタッフのみなさんが、
一生懸命考えたアイデアだと思うんです。

そして、
その副産物がもうひとつ。

ドアマンがいることで、
来店したお客様と自然に
コミュニケーションが生まれていたんです。

「台風凄いですよね!」
「こんな天候の中、
 お越し下さってありがとうございます!」

ドアのカギを
空けておくのは常識。

常識にとらわれすぎてしまうと、
本当に大切にしたい想いを
見失ってしまいます。

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常識とは、
18歳までに身につけた
偏見のコレクションである。
-アインシュタイン
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ドアのカギを
空けておくことが大切なのではなく、
本当に大切にしたい想いは、
お客様に
気持ちよく来店してもらうこと。

常識を常識。
で終わらせてしまうと、
柔軟に考える視点を失ってしまいます。

常識の中に隠れている
本当に大切にしたいことをみつけましょう。

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