チームメイトとの共有で言葉の誤解をなくそう

11-25

 

言葉には、受け取る人ごとに
異なるイメージが潜んでいます。

これらのイメージがズレると、
お互いの意図が通じず、
チームの協力も難しくなります。

言葉のコミュニケーションは
個性や感覚の違いを
理解し合うことで成り立つもの。

子どもたちとのコミュニケーションを大切にし、
共通の言葉のイメージを
築く時間を大切にしましょう。

 

 

選手同士や僕ら大人と選手とで、
共通の言葉のイメージを持つことで、
よりコミュニケーションは円滑になります。

たとえば、サッカーで「寄せろ」という言葉があります。
後方の選手が前方の選手に対し、
「相手選手との距離を詰めてほしい」という思いを伝えている言葉ですが、
この言葉ひとつとっても、選手によっては受け取り方は様々です。

 

相手選手との距離が1mくらいであれば、「寄せた」ことになるのか。
それとも、その距離は長いのか。短いのか。

イメージがずれていると「違うだろ!」と指摘しても、
「いや、寄せたよ!」とお互いの感覚を押し付け合うだけに終始しています。

選手同士で「寄せるとはこういうこと」という
共通のイメージを持つことが大切です。

 

自分は誤解されやすいと思ったら、
言葉が足りているかどうか反省してみる。
思いが正確に伝わるように言葉を尽くしていますか?
ー美輪明宏

 

普段、何気なく使っている言葉のイメージを
チームメイトと共有するだけでチームの関係性は向上します。

1人ひとり違った個性を持っているのと同じように、
言葉の受け取り方やイメージもひとそれぞれ。
異なる考えを伝え合うことで、チームはよりたくましくなります。

「信じる」とは?
「努力」とは?
「メリハリ」とは?
「頑張る」とは?
「応援する」とは?
「勝つ」とは?

言葉はひとつのシンボルなので、
そこにはたくさんの意味がついてきます。

「信じる」のイメージが選手同士で異なっていれば、
一方の選手は「信じている」と言っていても、
一方の選手は「信じてもらえてない」と受け取ってしまいます。

 

「信じるってどういうことだろう?」

 

その答えを考える時間を作り、
選手同士で伝え合う
のもいいですし、

「信じる」をテーマに絵を描き、みんなで見せ合うことで、
お互いの認識のズレを修正することもできるかもしれません。

プレーのイメージがずれていると、
素晴らしいコンビネーションを生むことができないように、

言葉のイメージがずれていると、
チームメイトとの行動もちぐはぐになってしまいます。

子どもたち選手と一緒に
言葉のイメージを伝え合う時間をつくりましょう。

 

 

◎まとめ

  1. 言葉には個々のイメージがあり、共通の理解が必要
  2. サッカーでの「寄せろ」などの言葉も選手によって受け取り方が異なる
  3. チームメイト同士で言葉のイメージを共有することが重要
  4. 普段使う言葉の意味やイメージを確認し、共通理解を図る
  5. 言葉のイメージがズレるとコミュニケーションや連携が難しくなる

 

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