意見がぶつかったときに大切にしたい4つの質問

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子どもたち選手はもちろん、
僕ら大人もひとりひとり、大事にしている考えを持っています
「全員が試合に出場し、スポーツを好きになってほしい」
という考えを大切にしている人もいれば、
「スポーツは白黒はっきりするもの。結果がもっとも大切」
という人もいます。

どちらの考えも、その人が大切にしていること。

僕らはひとりひとり、
生まれ育った環境も違うので、
大切にしていることや考え方のズレが起こることこそ、
自然ともいえるかもしれません。

けれど、
人と意見が食い違ってしまったとき、
僕たちの心はちょっと不安定な状態になります。

では、
考え方のズレが見つかったり、
意見がぶつかったときはどうすればいいんでしょう。

対処するヒントは
4つのしつもんに答えてみること

1)目の前の人が大切にしていることは何だろう?
2)私が大切にしていることは何だろう?
3)目的は何だっけ?
4)私たちは何を大切にしよう?

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目の前の人が大切にしていることは何だろう?

アメリカの経済学者であるポール・ダグラスは

「相手と意見が食い違うときは、敵意をむき出しにしないで、
 相手を敬愛している気持を、表情にも行動にも言葉にもあらわすように務めることだ。」
といっています。

誰でも自分の考えに
しっかりと耳を傾けてくれれば嬉しいもの。

相手の考えを頭から否定していては、
人から学びを得る姿勢もなくなってしまいますし、
信頼関係も崩れてしまいます。

「いや」「でも」と、途中で話を遮るのではなく、
まずは相手の考えを尊重し、どうしてそう考えるのか?
その背景を知ろうとする姿勢が必要です。

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私が大切にしていることは何だろう?

まず、話を聞いた上で共感できることはあるけれど、
自分は違う考えを持っていると感じたら、しっかりと伝えましょう。

「なるほど。そうなんですね。
 私はこう思いますが、あなたはどう思いますか?」

コミュニケーションとは目の前の人と考えや価値観を共有し、
より良いアイデアを生み出すことが大きな目的の1つです。

お互いに持ち寄った考えをテーブルに並べるイメージで、
意見を交換しあうことは長期的な気持ちのいい関係を築くことにおいてとても大切です。

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目的は何だっけ?

僕らの悪い癖は、
目的を達成するために考えた手段や方法自体が
いつしか、目的にすり替わってしまうことです。

「自分で考える力を持つ選手を育てるために、保護者の送迎はやめよう」

電車や自転車を使って自分で道のりを考えたり、
時間を計算することで、子どもたちの考える力を磨こう。

けれど、保護者のみなさんが送迎をしながらでも、
「今日はどんな試合にしたい?」
「そのために、どんな準備が必要?」
と問いかけることで考える力を育てることもできます。


「そもそも、
 私たちは子どもたちにどうなってほしいんだろう?」

手段や方法にとらわれすぎてしまうと、目的を見失ってしまいます。
大切なことは、いつでも目的に立ち返ってみることです。

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私たちは何を大切にしよう?

お互いの考えをテーブルに並べ、
そもそもの目的を再共有したら、

「じゃあ、私たちは何を大切にしよう?」

と、改めて手段を考えてみましょう。

お互いの考えの背景を理解しあえていれば、
どちらかの意見に賛同することもあるかもしれません。

また、
お互いの考えでは出なかった第3のアイデアを思いつくこともあります。

マネジメントで有名なP.F.ドラッカーは

「対立する見解が衝突し、異なる見解が対話し、
 いくつかの判断のなかから選択が行なわれて初めてなしうるものである。
 したがって、意思決定における第一の原則は、
 意見の対立を見ないときには決定を行なわないことである」

と言っています。

つまり、意見の対立がないときこそ
要注意ということかもしれません。

人それぞれ考え方や大切にしていることは違って当たり前。
そうして関わることができると、ちょっと肩の力が抜け、
より良いコミュニケーションを育むことができるかもしれません。

子どもたち選手は人との関わり方を、
僕ら大人同士の関わり方から学んでいます。

僕ら大人がまずはお互いの考えを尊重しあえる
関係性を築きましょう。

 
 
 
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