ポジティブに!だけはやめましょう。


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本当にありがとうございます!



■ ポジティブに!だけはやめましょう。
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サッカーの試合会場では、

「もっと前向きに考えなさい!」
「ポジティブに、ポジティブに!」

と、子どもたち選手の思考を
無理矢理に前向きに考えさせようとする
言葉掛けをよく耳にします。


もちろん、
前向きに考えることは、
とてもパワフルなのですが、
「自然に」がとても大切です。



前向き思考と後ろ向きな思考。
ポジティブシンキングと
ネガティブシンキング。
プラス思考とマイナス思考は
車に例えると,
わかりやすいかもしれません。


ポジティブが「アクセル」
ネガティブが「ブレーキ」としたときに
どちらも重要な要素です。



大切なことは、子どもたちが
自分で思考を選択すること。



たとえば、アメリカの草原に
ずーーーっとつづく直線の道路を
想像してみて下さい。


どこまでも真っすぐつづくこの道路で
ブレーキはあまり必要が
ないかもしれません。


法定速度ギリギリまで
スピードを出すことで、
風を全身で感じ、
爽快感を楽しむことができます。



一方で、
日光のいろは坂のような山道で
ブレーキを使わずに、
アクセルいっぱい踏み込めば、
すぐさま谷の底に転落し、
大怪我をしてしまいます。



いまはアクセルを踏むべきか、
ブレーキを踏むべきか、
自分で考え選択することが大切ですよね。



子どもたち選手のスポーツでもおなじ。


ペナルティキックを蹴る際に
「外したらどうしよう・・・」
とマイナスに考える選手よりも
「絶対決める!」
とプラスに考える選手の方が
より実力を発揮できます。



けれど、
プラス思考でしか考えられない選手は
ちょっと注意が必要。


絶対に負けられない戦いを前にして
プラス思考の選手は

「大丈夫大丈夫!!
 やればなんとかなる!!」

と、安易に考えてしまいがち。


そうすると
慎重さが欠け、
油断につながり、
ミスや失敗を招くかもしれません。



「もし、負けちゃうとしたら
何が原因だろう?」

と、
時にはマイナス思考を発揮し、
最悪の状況を想定して
試合に臨むことが大切です。


そうすることで、
よりアイデアや改善策が
見つかります。



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物事には必ず、
ポジティブな面とネガティブな面の
両方があります。
その両サイドを見られるようになると、
物事の本質がつかめてきます。
ー 本田建(作家)

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ネガティブな思考のクセをもつ
子どもたちに対して、

「お前はいつもネガティブすぎる!
もっとポジティブに考えろ!」

と頭ごなしに言われてしまうと、

子どもたちは無意識に
「僕のことを否定されている」
と感じてしまいます。


そうすると信頼関係のバランスが崩れ、
練習や試合でのプレーの質も
落としてしまいます。





スムーズな運転をするには
アクセルとブレーキのバランスが
大切です。


子どもたち選手が成長し、
実力を最大限に発揮するためにも
ポジティブに考えることと
ネガティブに考えることのバランスが大切。


子どもたちが
自分で思考を選択できる
環境を整えましょう。