選手の成長を育む「選択肢の力」

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選択肢がないと
僕らはストレスを感じてしまいます。
     
それはスポーツにおいても同じで
子どもたち選手の
やる気も奪ってしまいます。
    
選手と関わる時には
チャレンジバイチョイスを
大切にしています。
    
自分自身の意思で、
やるかやらないかも含め、
チャレンジのレベルを選択できる。
    
無理矢理やらせるのではなく 
やりたくなるきっかけをつくるのが
僕ら大人の役割かもしれません。

 

 

「誕生日プレゼントはこれにしなさい!
 前から欲しいって言ってたでしょ。」

お誕生日プレゼントを買いにきた
お母さんと小学生の男の子。

以前から欲しいと言っていた
プレゼントを手にしているものの、
男の子はどうも不満そうな顔つき。

どうやら、
前に欲しいと感じていたものと、

今では欲しいものが
変わってしまったようです。

選択肢がないと、
僕らはストレスを感じてしまいます。

クリスマスが待ち遠しいのも、

「自分が期待しているものが
 手に入るんじゃないかな?」

ということに
わくわくしているのかもしれません。

これが

「今年は全世界共通で
 辞書をプレゼントします」

といわれたら、
「そんなの欲しくない!」と、
サンタさんにクレームが
殺到するかもしれません(笑)

プレゼントはまだしも、
日常生活の中での関わりだと、
余計に選択肢は少ないかもしれません。

「いまは練習したくない」
「いまはまだ、
 チャレンジする勇気が出ない」
「あとでやりたい」

そんな選手を見つけては、

「練習しないなら走ってろ!!」
「チャレンジしないなら、
 家に帰っていいぞ!」
「勉強しないならご飯抜き!!」

そんなふうに突き放し、
「やらない」という選択肢は
あるようでないのかもしれません。

それでは
選手のやる気も一緒に
奪ってしまいます。

子どもたち選手と関わる時に
大切にしたいことがあります。

それは、
チャレンジバイチョイス。

子どもたち選手が、
自分自身の意思で、
やるかやらないかも含め、
チャレンジのレベルを選択できる。

練習でもミーティングでも
できるだけ自分で判断して行動できるような
環境づくりを目指したいものです。

「やってもいいし、
 チャレンジしなくてもいいよ。
 やるかやらないかは
 自分で決めよう。」

コーチに「NO」と言えたり、
自分で選択できる環境をつくること。

そうした積み重ねが、
グラウンドの上でも結果に現れてきます。

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他人の意見ではなく、
自分の中の声に耳を澄ませなさい。
そして、最も大切なのは、
自分の心と直感に従う勇気を持つことです。
– スティーブ・ジョブズ
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「どうしたい?」

誰からも強制されることなく、
自分で決められる。

仮に、誰かに強制されて
たとえ成功したとしても、
選手の気づきや学びは
生まれにくいものです。

ましてや失敗してしまったら、
もう二度とチャレンジしない
選手になってしまうかもしれません。

失敗が学びになるのは、
自らの意思でチャレンジしたとき。

無理矢理やらせる、のではなく、
やりたくなるきっかけをつくるのが
僕ら大人の役割かもしれません。

子どもたち選手の
いまの気持ちに、
より沿い選択肢をあげましょう。

 

◎まとめ

  1. 選手の成長において、「選択肢の力」が重要。
  2. 自主的にチャレンジし、選択する意志の重要性。
  3. 成長には選手自身の意志と努力が不可欠。
  4. 肯定的な選択肢を提供し、選手のやる気と自信を育む。
  5. 大人の役割は失敗を恐れずに挑戦する姿勢を促すこと。

 

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