目標を立てるときの3つの考え方のクセ


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■  目標を立てるときの3つの考え方のクセ
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チームで目標を決めるとき、
子どもたち選手の思考は
大きくわけて3つに別れます。

1つ目は「チャレンジ思考」

いままでの経験に左右されず、
もっと高い所を目指したい。

「どうせやるなら優勝でしょ!!」

という選手。

とても前向きで、直感的に動きます。

2つ目は、リスクヘッジ思考。

いままでの経験を元に、
達成可能な目標を導きだすタイプ。

「いままで1回しか勝ったこと 
 ないんだから、
 まずは2勝を目指そうよ!!」

と、
どちらかというと
前向きとは対照的な考え方で
慎重派がこのタイプかもしれません。

3つ目は、バランス思考。

チームのみんなの意見を
尊重する調整役です。

周囲からは
「自分の意見がない!」と
見られてしまいがちですが、

チームに合わせることに
喜びを感じる選手が
このバランス思考です。

チャレンジ思考がよくて、
リスクヘッジ思考が悪い、
というわけではありません。

一見、
前向きでポジティブなチャレンジ思考が
良いと思いがちですが、

こうした選手ばかりのチームですと

「目標を達成するために 毎日どうしよっか?」

と問いかけると、

「頑張りまーす!」

と平気で答えます(笑)

チームメイト全員の意見にしっかりと耳を傾け、
調整してくれる選手がいないと、
チームのバランスは崩れてしまいますし、

どちらかというと後ろ向きで、
リスクヘッジ思考の選手がいないと、

「負けないために、
 こんな準備をしよう!」

というような失敗に備えての対策や
アイデアが出て来ないかもしれません。

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経営者にとって、
周囲の人間というのは極めて貴重な情報源である。

そして意思決定の際に参考にする情報には、
いいものも悪いものもなければいけない。

ポジティブな要素と
ネガティブな要素を総合して、
何かベターかを決めるのが、
論理的な思考というものだ。
ー小倉昌男(ヤマト運輸)


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無理矢理、
「前向きに前向きに!」と考えるのではなく、
その子がもつ「らしさ」を意識し、
引き出してあげましょう。

4番バッターばかりの野球チームでは
勝つことが難しいように、

それぞれの個性があるからこそ、
お互いを引き立て合うことができます。

似た者同士が集まるチームではなく、
1人1人の個性を
尊重できるチームを目指しましょう。

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