沖縄の言葉から学ぶ「優秀なコーチの条件」

「いちゃりばちょーでー 」

沖縄に行ったときのこと。

浦添にある女子サッカーチームの
コーチ、保護者のみなさんと
食事をした際に、
この言葉を教えてもらいました。

いちゃりばちょーでーとは
沖縄の言葉で、
「一度会ったら皆兄弟」という
意味だそう。

沖縄の方々は
特に家族や横のつながりが深く、
人の温もりをすごく感じます。

子供たち選手の
思いや考え、
行動を引き出すために
もっとも大切なこと。

それは、
信頼関係。

子供たち選手を信頼し、
信頼される関係でない限り、
イングランドやスペインを代表する
素晴らしいコーチであったとしても
選手の力を引き出す事はできません。

子供たち選手と、
信頼関係を築くために
今、実際に行動していることは
何でしょうか?
より、
信頼関係を深めるために
できることは何でしょうか?

スポーツ以外の話をすることが
大切かもしれませんし、
一緒に食事をするのも
いいかもしれません。

童心に返り、
一緒に汗を流すことも
いいかもしれませんし、
尊敬される人として
背中を見せることが
効果的かもしれません。

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信頼関係を築く3つの方法
1. 選手をリスペクトする
2.非日常を共有する
3.質の高いコミュニケーション
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1. 選手をリスペクトする

僕ら大人も
子供たち選手に対して、
「僕は君を尊敬しているよ」
という関わりをもつことが大切です。

実際に、
選手から学べることは
たくさんありますし、
僕ら大人の枠を超える考えや
行動を示してくれることもあります。

また、
「僕は君の考えを否定しないよ」
という関わり方も大切です。

そうした姿が
安心感を生みますよね。

2. 非日常の体験を共有する

ありえない逆転劇。
すばらしい富士山のご来光。
ほっとする温泉旅館。
海外での遠征試合。

非日常の体験を共有すると、
言葉では表すことができない
強い絆が育まれます。

3.質の高いコミュニケーション

スポーツの指導者と選手という
関係だけに固執しまうと、
質の高いコミュニケーションを
育むことは難しいかもしれません。

時には、
休日の使い方や
プライベートの話で
盛り上がるのもいいですし、

表面的な世間話ではなく、
「夢とは?」
「僕にとってサッカーとは?」
「今、やりたいことは?」
など、より本質をつく
コミュニケーションを育むことで
信頼関係はぐっと深まります。


名監督、
あるいは優秀な監督の条件は
様々あると思うが、
最も重要なものは何かと言えば、
「信頼感」に尽きる。
選手との間に信頼関係が
構築されていなければ、
技術指導も人間教育も成立しない。
つまり、監督としての仕事を
遂行することができないのだ。
ー 野村克也(プロ野球監督)




「いちゃりばちょーでー」

選手と1日で
信頼関係を築くことは
難しいかもしれません。

けれど、
兄弟のように
根っこからつながる
信頼関係を築くことを
目指したい。

子供たち選手と
「信頼関係を深める」を
はじめましょう。

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